共有持分の売却の流れを聞いてみた!【営業部:松本さんへインタビュー】
共有持分の売却の流れを聞いてみた!【#01社員インタビュー】
目次
ーまず、どのようなお客様が相談に来られるのでしょうか。
大きくまとめると、以下のような方が多い印象です。
- 不動産を売りたいが、共有者が反対している
- 自己持分の売却を検討しており、アドバイスが欲しい
- 共有者と関係性が悪い、連絡がつかない
- 相続登記しておらず、共有者が把握できない
- 共有持分を売却したいので、査定額を知りたい
相続不動産の相談は、多岐に渡ります。まったく同じ、というケースはほとんどなく、個々の状況に応じて、最適な改善策のご提案を行っています。
中には、直近で兄弟喧嘩になり衝動的に持分を売却したいと、お電話いただくケースもあります。そのような方には、持分売却のデメリットやリスクについても、丁寧にお伝えし、一度頭を冷やして冷静な判断をいただくように促します。
ー不動産会社を複数比較している人も多いのでしょうか?
ほとんどの方が、複数社に査定を依頼していますね。
売却を決心されているお客様のニーズとして、最も多いのは「高く売りたい」というニーズです。
不動産会社によって、査定方法や売却にかかる費用は異なるため、少しでも手元に残る金額が多くなるよう、皆さま比較検討を慎重に行っています。
また、複数社に問い合わせをすることで、担当者の対応やレスポンスの早さ、共有持分に関する専門知識があるかどうかも、見極め比較されている方が多い印象ですね。
自分が不動産を売る場合を想定しても、同じように対応すると思うので、お客様の気持ちはよく理解できます!
ー持分売却までの相談の流れを教えてください。
初回の面談では、改めてご相談内容の背景と相談者様のご意向を確認します。共有者様とどのような関係にあるのか、当社でお手伝いできる内容、希望の売却額等をヒアリングさせていただきます。
当社では、初回の面談から、必ず弁護士が同席します。
共有持分の売却は、最も合法的に共有状態を解消できる手段ではありますが、他の共有者との関係性の悪化リスクがあります。
共有者との関係性や売却後のリスクについて、当社の弁護士が法的な視点で助言を行います。
万一、売却後に共有者とトラブルになった場合でも、当社の弁護士によるフォローが受けられますので、ご安心ください。
当社での販売活動を決意いただけましたら、媒介契約を締結しセンチュリー21独自のネットワークを活用し販売活動を行います。
ー購入希望者は必ず見つかるのでしょうか。
「他社では断られた」という場合でも、当社では高額売却できるケースがあります。
当社では、センチュリー21の広域ネットワークを活かし、国内外の投資家に向けて販売活動を行います。
「海外の投資家」と言うと、なんだか怖いイメージがあるかもしれませんが、買主の情報も売主様にはしっかりとご説明させていただき、安全な取引が可能な相手かどうか、当社の弁護士も入念なチェックを実施しています。
多くのケースでは、2週間ほどで購入希望者を見つけることが可能です。
万一、購入希望者が現れない場合も、中央プロパティーが自ら買い取る「買取保証サービス」をご利用いただけますので、ご安心ください。
契約決済時も、弊社の弁護士が立ち合い、契約書のリーガルチェックを行います。
ー持分売却を検討されている方にメッセージをお願いします!
当社は10年以上、共有名義の専門仲介業者として事業を続けて参りました。これまで多くのトラブルを見てきましたが、共有名義不動産のトラブルは、当事者間で解決することは非常に難しいです。
できれば、早い段階で専門家の力を借り、法的手段に則ってトラブルの解決、すなわち共有関係の解消を行うことをおすすめします。
ご相談者様の中には、1年以上渡り共有者と意見がまとまらず、精神的に疲弊してしまう方もいらっしゃいます。
当社には、共有名義不動産のプロフェッショナルが揃っていますので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。何かお役に立てることがあるはずです。